SiG Staff Blog

福井と金沢にある株式会社SIG 総合研究所で働きたい方、ご連絡ください。

ウォーターフォールからアジャイル的な開発にするために - 4

スプリント毎の作業

主な目的は、「速めにプロジェクトの進む方向を修正する」です。
言葉を変えれば遅延の確認ですが、「見積が悪かった」という視点で話すことが大事です。

メンバーは悪くない。計画が悪かったんです。

スプリントの振り返り(長くて1時間で終わらせる)

見積の精度を上げる

  • 一週間で終わる予定だった作業が終わったかかどうかを確認する。
    • 速く終わった場合、終わっていない場合毎に、何が見積と違っていたかを確認する。
  • 来週の作業の見積もりが妥当か検討する。

予実から原因を探って、全員で現在の見積の妥当性を疑って修正する。
全員が納得するのが大事。放っておくと延びっぱなしになるので、それを抑制する人も必要。

ノウハウの共有

嵌ったポイントとその解決や、作成した便利クラス or メソッドの連絡とかを共有する。

報告

言いにくいかもしれないができないことはできないので、自分の社内で計画を変更したことを共有してお客に報告する。
この時の議事録を必ず取る。音声をレコーディングしてもよい。

なぜなら、絶対後でそんな延長の話をしたっけ?そうだっけ?という話をする人が現れるからである。
社内での話も、お客との話も全て残しておくこと。

水掛け論にならないように、メンバーを守る。

まとめ

メンバーは悪くない。計画が悪い。という事を前面に出して話し合いをしましょう。 暖かいお茶でも飲みながらできるといいです。

次は1か月毎にする作業を纏めようと思います。

こんな本を読みました