SiG Staff Blog

福井と金沢にある株式会社SIG 総合研究所で働きたい方、ご連絡ください。

ウォーターフォールからアジャイル的な開発にするために - 2

どんな事をするのか

こんな前提で話をします。

  • スクラムっぽい事をします。
  • みんなスクラム未経験。
  • リモートワークの人が居る
  • "お客と打ち合わせをする人"と"開発する人"という役割分担がある

まず最初に、メンバーで共有する事

素早く作業を進めるために、問題が発生した時は即座に対応する必要があります。 なので、ネガティブな事をオープンに話せる状況を作る事を最上の目標にします。

なので、下のような事を共有し実践します。

  • 隠し事をしない。
  • 完了が遅れる事を言い易い(言える)場を作る。
  • 上下関係を出さない。
  • 仕事以外の話をする。
  • 全体を把握できるようにするために、チームの人数を多くて6~10人程度にする。
  • ツールは自由になんでも使えるようにする。新しいツールを拒否しない。
  • チャットツールを使い、リモートの人が疎外感を感じないように頻繁にチャットする。
  • MTGは顔が見えるように、カメラを付ける。
  • MTGは必ず議事録を取る。

これが一番大事かもしれません。ここさえクリアできれば、後はリーダーがスクラムで必要な行程をチェックしながら進めていけれます。

実施する行程

やる事は、

プロジェクトの最初に、ルールと見積を行う。 次に、各行程毎に、作業予定と作業結果を報告する。 最後に、その予実を元にプロジェクトの道筋を訂正する。

これだけである。 恐らく、普通のプロジェクトではほとんどやってる事じゃないでしょうか。 違いがあるといえば、「スプリント毎にプロジェクトの計画を修正をして、その修正に対して承認を得る。」というところだと思います。

プロジェクト開始時

  • 先ほど書いたルールの共有
  • 全員での見積もり
  • 見積を元に仮の計画を立てる
  • 開発ルールの共有(チケットの書き方や、Gitのブランチ運用など)
  • スプリント期間の決定(作業の区切りを自分たちで決める)

毎日

  • 朝会(10分程度で終わらせる)
  • 開発
  • 進捗報告(チャットツールで)

スプリント毎

  • スプリントの振り返り(長くて1時間で終わらせる)
  • 見積の見直し & 報告

1ヵ月毎

  • 1ヵ月の振り返り
  • 見積の見直し & 報告
  • 計画の見直し(「人の追加」とか「納期の延期」など)

プロジェクト後

  • KPTなどを使った振り返り
  • 予算と費用と利益の計算

次は

それぞれについて具体的にどんなことをするのかを纏めていく。

こんな本を読みました

躓きポイントが書いてあってめちゃ良かったです。